Q.A.S.B.
Q.A.S.B. III

ドラマティックに展開するレアグルーヴ・ダンサー A-2 "YOU'RE MY MUSIC"、「ディスコ〜ブギー前夜」なファンキー・ソウル B-4 "FLY" から、本作のリード・トラックの一つでもあるメロディアスで伸びやかな極上ソウルフル・ファンクB-3"I NEED YOU"（未シングル化）、メロウなフリー・ソウル A-3 "IMAGINATION"（未シングル化）、そして極上のスイートナンバー B-1 "LET OUR FEELINGS SHOW" （未シングル化）まで。70年代 SOUL/FUNK〜RAREGOOVE を現代に蘇らせ、かつモダンにアレンジされた楽曲は Q.A.S.B.の真骨頂。もちろん、JBスタイルの A-4 "GOOD GUY"、B-2 "COME FEEL THE BEAT"、「黒いジャガー」を彷彿とさせる直球ファンク A-1 “JAGUAR (INSTRUMENTAL)”、疾走感溢れるディープ・ファンク A-5 "JENNIFER (INSTRUMENTAL)"、B-5 "Q.A.S.B."など、パワフルなファンク・チューンも健在。

● 沖野修也（KYOTO JAZZ MASSIVE/KYOTO JAZZ SEXTET）
Q.A.S.B.はメロがいい。歌のラインもホーンのリフも凄く説得力があり、懐かしくて同時に普遍的でもあるのだ。それは、彼等が音楽を愛していることと過去の音楽を研究していることが関係していると思う。勿論、現行ファンクのバンドは皆そうなんだろうけど、女性ボーカルがリードするという珍しいスタンスはインスト曲にも影響していて、逞しさの中に繊細な感情を読み取る事ができるのだ。更にファンキーに、そして更に美しくなったQ.A.S.B.の音楽をファンクを知らない人にも聴いて貰いたい。

● 尾川雄介 (universounds / Deep Jazz Reality)
堂々完成、と言いたくなる作品だ。精力的な活動で日々進化し続けるQ.A.S.B.。まるで春から夏に季節が移ろうように、その幹を太くし、葉を茂らせ、いよいよ鮮烈な花を咲かせた。瑞々しく繊細でありながらダイナミックでグルーヴィ。「ファンキー」や「ソウルフル」といった言葉の意味は、いまQ.A.S.B.によってどんどん拡大されている。

● RYUHEI THE MAN (universounds / The Man's World Productions)
スロウ〜ミッド〜ファースト、ディープ〜ブギー〜スウィートと、あらゆるタイプ、あらゆる年代のファンク・ミュージックの形をQ.A.S.B.らしい洗練されたモダンなセンスで、吸収し消化し網羅した“三作目にして最高傑作”な待望のサード・アルバム。進化し、深化し、真化し続けるQ.A.S.B.が2015年ここに登場。