MANKUNKU QUARTET
YAKHAL' INKOMO

メーカー・インフォメーション

南アフリカ共和国屈指のジャズ・サックス奏者、ウィンストン“マンクンク”ンゴズィ（Winston“Mankunku”Ngozi）。彼が自身のカルテットで1968年にリリースした『Yakhal’ Inkomo』はジャズ・アルバムの古典的傑作として本国では何度もリイシューされ半世紀にわたり愛され続けてきた。南アフリカ以外で入手困難だったこのマスターピースを、ジャズ・リイシュー・
レーベルの良心JAZZMANが正規ライセンスを獲得、ついにCD&LPで初の全世界流通！
タイトル曲「Yakhal’Inkomo」は屠殺される牛の断末魔のうめき声を意味し、マンクンクの鬼気迫るブロウがそれを表現している。アパルトヘイトに苦しむ当時の南アフリカ黒人たちの心の叫びを暗喩したこの曲は、アメリカの公民権運動におけるジョン・コルトレーン「A Love Supreme」と同じように南アフリカ黒人にとって大きな意味を持っていたという。理不尽な迫害
にマンクンクがサックスの唸り声で異議を唱えた本作、単なるジャズ名盤というだけでなく南アフリカの当時の時代背景を映し出した音楽的ドキュメントでもあるのです。必聴！