JONATHAN RICHMAN & MODERN LOVERS
MODERN LOVERS 88 (35TH ANNIVERSARY)

メーカー・インフォメーション

70年代初頭、ボストンのプロト・パンク・グループ、モダン・ラヴァーズの風変わりなフロントマンとして登場、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの影響を強く受けたこのバンドは、カルト的な人気を博し、1974年に解散する前にセルフタイトルのLPを録音して広く賞賛された。その後10年間、リッチマンはバンドを何度か再結成し(Jonathan Richman and the Modern Loversの名で)、初期のハードでエレクトリックなサウンドから遠ざかっていったにもかかわらず、その本格的な語り口と率直な人生観で、現代の音楽史にユニークな位置を築いてきたジョナサン・リッチマンの1987年にリリースされた『Modern Lovers 88』がRSDに登場。

ドラマーのJohn AvilaとギタリストのBrennan Tottenとのトリオ編成で、ソロ・アーティストとして知られるようになるローファイな美学を存分に発揮。驚くほど豊かなサウンドで、"I Love Hot Nights", "African Lady", "Gail Loves Me "などのアコースティックで遊び心のある楽曲をアップビートで演奏した作品でリッチマン自身もお気に入りのタイトルである『Modern Lovers 88』は、AllMusicから「ドゥーワップやボ・ディドリーのリズムを多用した、かなりロックで、夏のキャンプファイヤーの陽気さ(悲壮感はないが)を感じさせる」と賞賛されている。
リリース35周年記念盤となる本作は、Cohearent AudioのKevin Grayによるオリジナルテープからの全アナログ・マスタリングでプレス。

（参考音源）