スペクトラム ／ 新田一郎
トマト・イッパツ ／ サンライズ・サンセット

メーカー・インフォメーション

'70〜'80年代の歌謡曲における国産ディスコ、和ブギー、シティポップなどの知られざるダンスミュージックを現在のクラブミュージックの価値観で変換した新しい解釈による、先駆的和モノDJイベント「和ラダイスガラージ」監修！

現在海外でも再評価の高い、80年代ディスコ・ブラスロックバンドの代表格、スペクトラムの人気曲「トマト・イッパツ」と、 そのリーダー、新田一郎のソロシングルで、中古市場で高騰している「サンライズ・サンセット」をカップリングで、7インチアナログ盤としてリリース。昨今の和モノ、レコードブームの中でもリイシューが渇望されている楽曲です。 オリジナルマスターテープからの、96kHz24bitハイレゾ音源でのカッティングによる高音質プレスです。

■スペクトラム / 新田一郎■
70年代に絶大な人気を博したアイドルグループ、キャンディーズのバックバンドで、圧倒的な演奏力を誇り話題となっていた、MMPとホーン・スペクトラムが合体する形で、トランペット奏者・ボーカリストの 新田一郎が中心となり1979年結成、ビクターよりデビュー。ファルセットボーカル、ホーンを多用した、ディスコファンクサウンドに、古代のローマ戦士、北欧のバイキングをイメージした派手なコスチュームもあり、和製アースウィンド＆ファイヤーとも称された。数々のテレビ出演、ライブ活動、アルバム6枚、シングル6枚をリリースし、1981年、日本武道館でのライブを最後に解散。リーダーの新田一郎はソロ 活動に転じ、その後は爆風スランプなどのプロデューサーとして活躍する。現在でも熱心なファンも多く、日本ロック史上でも稀有なグループとして、語り継がれている。

■和ラダイスガラージ■
2011年6月、DÉ DÉ MOUSEやCHERRYBOY FUNCTIONを輩出し、近年再評価が高い日本の環境音楽の代表的グループ・INOYAMALAND、渚ようこ、ギャランティーク和恵、町あかりのアナログ盤をリリースするレーベル、ExT Recordings主宰の永田一直によって、国産音源のみを徹底したクラブマターでプレイする実験的かつ快楽主義に特化したパーティとしてスタート。これまでにECD 、砂原 良徳、NOEL&GALLAGHER（小西康陽）、MOODMAN、池田正典、常盤響、XTAL 、CHERRYBOY FUNCTION 、山辺圭司、秘密博士、L?K?O 、イルリメ、幻の名盤解放同盟、吉沢dynamite.jp、 クボタタケシ、渚ようこ、ギャランティーク和恵、一十三十一、町あかり、(((さらうんど)))、アラゲホンジなど各界のDJ、アーティストを招聘し、和モノ縛りでのプレイをオーダー、数々の熱狂的な現場を作り 出してきた。レギュラーメンバーは永田一直と、数々の問題作を刊行する出版社、東京キララ社社長であり、80年代のリアルディスコ体験を令和に甦らせる中村保夫、西新宿の硬派レゲエショップNAT 店主KAZU、全国での盆踊りDJの立役者、珍盤亭娯楽師匠の4人。2015年には書籍「和ラダイスガラージ BOOK for DJ」、2016年に「珍盤亭娯楽師匠のレコード大喜利」を刊行し、レコード店を中心に好セールスを記録。また、人気ライブ・ストリーミング・チャンネルDOMMUNEでのプレイ、7度に渡る全国ツアー、2度のシンガポールでの海外公演、代官山UNITとSALOONの2フロアにて、和モノDJ パーティとしては最大規模の「和ラダイスガラージ4th ANNIVERSARY P ARTY」を成功させる。また、英字新聞のJAPAN TIMESでの半ページに渡る記事、NHK E テレで放送された「戦後サブカル チャー史II 踊る昭和歌謡の謎」では、番組冒頭でパーティの模様が取り上げられ、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」の珍盤を紹介する「アレコード」のコーナーには主要レギュラーDJ3人がゲスト出演 している。和モノをクラブミュージックの新ジャンルとして定着させた、DJパーティのパイオニアであり、最も熱く先鋭的なリアルダンスミュージックパーティである。