REX ORANGE COUNTY
BCOS U WILL NEVER B FREE

2019年にリリースされたメジャー・デビュー作『Pony』が、カニエ・ウェスト、ポスト・マローンに次いで全米チャートで初登場3位、全英チャートでも初登場5位を記録し、大きな飛躍を遂げたレックス・オレンジ・カウンティ。アデルやエイミー・ワインハウスを輩出した名門校ブリット・スクール出身で、かねてよりブレイク間違いなしと言われてきた彼が、若干16歳で制作しBandcampでリリースしたのが本作『Bcos U Will Never B Free』。
この作品を耳にしたタイラー・ザ・クリエイターは、その才能の高さをいち早く見抜き、自身のアルバム『Flower Boy』(2017)に、いきなり2曲でヴォーカルとして大抜擢した。
ここ日本でも、トム・ミッシュやキング・クルールら次々を新たな才能を世に送り出すロンドン・シーンの勢いにも後押しされるように、2018年に2ndアルバム『Apricot Princess』が世界で初めてCD化され、同年サマソニで初来日も果たすなど、早耳リスナーを中心に注目を集め、メジャー・デビュー作『Pony』でその注目度と人気の高さを証明した。
今回、その輝かしいキャリアの礎となった『Bcos U Will Never B Free』のリリース5周年を記念し、初のLP化が決定！
ソウルやヒップホップ、ジャズなど様々なスタイルを並列に吸収したオーガニックなインディー・ポップ〜ロック・サウンドに、ジェイミー・カラムからザ・ストリーツを引き合いに出される屈託無く人懐っこい天性のヴォーカルが、すでにこの時点で完成していたことを証明するファン必携の名盤！