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出た!60'S インディ・ニューヨーク・サルサのヴィンテージ音源、アナログ・リイシュー!

そのすべてのカタログが、サルサ・アナログ・マニアの間で珍重される60'Sサルサ・クラシックスを語る上で欠かすことの出来ない名門レーベル"FONSECA"。かのボビー・ヴァレンティンやリカルド・レイのFANIA以前のキャリア初期音源がこのFONSECAに残されている。

こちらは、そのFONSECAにおいて、そのカルト度では最高レベルを誇るN.Y.バリオのマニアック楽団、オルケストラ・クールの1965年作。N.Y.在のプエルト・リコ出身者、いわゆるプエルト・リカンのチームである。

いきなりのA1「BOOGALOO BABY」で、そのヤサいテイスト早くも全開!そしてユニットのテーマ曲A2、B3といったデスカルガ調のジャム・セッションや、変則ラテン・ソウル・チューンなど、ワウ・ギターと熱いブラスの織り成す、かなりトリップ気味のNラテン・ジャムが展開。ワウ・ギターと異様に熱すぎるブラスの絡みで、ソウルやロック的アレンジもツボ。実は・・・プレイ・スキルとしては問題アリ!?なのかもしれないが、そのB級具合がまたソソられて仕方ない。アナログ・テープ録音による強烈なコンプレッション効果によって産み出された濃密なヴィンテージ・サウンドだからこそ、アナログ盤で持っておきたい。