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唯一無二のスタイルで新たなオルタナティブ・シーンを切り拓く新鋭、ウー・ルー登場!爆発的エネルギーを凝縮させた衝撃のデビューアルバム『LOGGERHEAD』を〈WARP〉よりリリース決定!
詳細情報 / コンディション
- 新品
- デジタル音源付き
- 盤面 : N (新品) (ライト・グリーン・ヴァイナル)
- ジャケット : N (新品)
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商品情報
メーカー・インフォメーション
サウス・ロンドンを拠点に活動するヴォーカリスト/マルチ・インストゥルメンタリスト/プロデューサーのウー・ルー (Wu-Lu)。ブラック・ミディのドラマー、モーガン・シンプソンが参加した楽曲を含め、これまでリリースしたシングルがいずれも高い評価を受け、すでに世界中のフェスティバルに出演、Fader、Mojo、Crack、Quietusといった主要メディアが絶賛するなど、注目を集めるウー・ルー。勢いに乗るUKバンド・シーンとも密に交流しながら、独自のスタイルでUKの新たなオルタナティブ・ロックの潮流を巻き起こしつつある彼が、最新作『LOGGERHEAD』を7/8にリリース決定!
全12曲からなるウー・ルーによるデビューアルバムは、ポストパンク、スクリーモ、ヒップホップ他、様々な要素を含んだ爆発的なエネルギーが詰め込まれている。歪みながらもしなやかに加速するギター、鉄壁のようにそびえるベース、ドリル・ミュージック影響下の三連符ドラム、そしてピアノのメロディーが楽曲を彩っている。本作『LOGGERHEAD』は1980年代の〈Factory Records〉や、DJシャドウ、あるいは結成間もない90年代のスリップノットが作り出したようなサウンドを縦横無尽に行き来し、過去の題材を引用しながらも、独自のサウンドを生み出している。
「お前がやっているのはパンクだって言われるなら満足だ」とウー・ルーことマイルス・ロマンス・ホップクラフトは語る。「ただ、あくまでパンクのエッセンスを取り入れているだけであって、セックス・ピストルズのようなサウンドを目指しているわけじゃない。これまでずっと人間の感情に目を向けてきて、現在起きていることに追随しようとは思っていない。ただ自分がどう感じているかを表現するだけだ」
彼らのサウンドは2022年のロンドンを象徴するサウンドであり、2022年のサウンドとは激しさそのものだ。ライブの際、彼はステージ上に追加のマイクを用意して、叫びたい者がいれば、マイクの前に来て叫べるようにしている。それはダン・キャリーがプロデュースするバンド、スコッチ・ブレインズを見て思いついたものだった。彼は全年齢対象のライブを企画し、若者向けのコミュニティー施設を回るツアーを計画している。なぜなら2022年には連帯というものも求められるからだ――そして彼自身が長年ブリクストンのロウ・マテリアル(教育支援機関)やピューピル・リファラル・ユニット(フリースクール)に若手スタッフとして携わってきた経験から、なぜ連帯が重要なのかを実感するようになったからだという。
今の時代には激しい怒りも求められる。「ここ数年で、自分にとって急激な転換点が訪れた。人と意見が合わないからといって、抱え込むのではなく、きちんと自分の考えを述べようと思っている」と彼は言う。そして彼がアカウミガメ(Loggerhead turtle)について知ったことで、アルバムのタイトルはよりいっそう意義深いものになった。「ひとりきりで海に浮かんでいる自分の姿が頭に浮かんだんだ……『LOGGERHEAD』という言葉を使うとき、それは俺自身を意味している。単調で周囲から切り離されたような感覚だ。そのイメージが自分の内側にある」
『LOGGERHEAD』の制作は、バックバンドのメンバーたちとともに、ウエストロンドンのパブや、ノルウェーにあるレコーディングスタジオ、ベティ・フィヨルド・クリニックで実施された。ジャムセッションをもとにしたサンプリング音源を解体し、繋ぎ合わせ、再演奏しながら制作は進められ、帰国したときにはアルバムはほとんど完成していた。
歌は不安と罪悪感をテーマにしている。そして恐怖に立ち向かい大声を上げることで――また人々が互いを気にかけることで――乗り越える方法を見つけられると主張する。「Calo Paste」にはレア・センが参加していて、美しいストリングスのアレンジと、力の限りを尽くすボーカルと、分厚く重なる緩慢なギターの音を組み合わせている。「Blame」には、インダストリアルミュージックの不規則なエレクトロニックサウンド、過度に跳ね回るブレイクビーツのドラム、メガホン越しのひずんだ歌詞がある。「Night Pill feat. Asha」は、午前3時に集まってスケートボードを楽しむ様子を表現し、エレキギターの大音量で奏でられる夜行バスのメロディーがたわんだ電線のように背景に浮かび上がり、そして低く轟く音のエネルギーが螺旋状に渦を巻いて曲全体を成層圏にまで打ち上げようとする。
「実際に起こったさまざまな場面を継ぎはぎして作っている」ウー・ルーは、意識の流れを追いながらフリースタイルラップの形式で作られた歌詞について語る。「だけど、ある人がどこからきたのか理解しよう、そして自分がどこからきたのか説明しようという姿勢は一貫している――それぞれの場面に関連性があるんだ」
彼のアーティスト名はアムハラ語で水を表す言葉――「ウー・ハー(wu-ha)」――をもじったものである。彼はまるで水のように、周囲のあらゆる障害をものともせずに方向を変えて順応し、快楽主義的な人間を巧みにかわしながら、ブラック・ミディ(メンバーのモーガン・シンプソンは、ウー・ルーの友人であり「Times」ではドラムを叩いている)などのアーティストたちと協力して有意義な創作活動を行っている。
*特典ステッカー付
(参考音源)
試聴 / 曲目
- Take Stage
- Night Pill Feat. Asha
- Facts Feat. AmoN
- Scrambled Tricks
- South Feat. Lex Amor
- Calo Paste Feat. Lé
- Slightly
- Blame
- Ten
- Road Trip
- Times
- Broken Homes