NORMAL NADA THE KRAKMAXTER
TRIBAL PROGRESSIVE HEAVY METAL

メーカー・インフォメーション

ポルトガルはリスボンのアンダーグラウンド・シーンにおける最もエキセントリックなアーティスト Teteu がトラップ、ベース・ミュージック、ヘヴィ・メタル、アンビエントの要素を詩的に重ね合わせた Normal Nada the Krakmaxter 名義で待望のデビュー・アルバムをリリース!!

ハウス、ヒップ・ホップ、ラガの要素のミクスチャーであるアンゴラのクドゥーロのリズムを配置したトラック群は、まるで惑星間のアニメーション番組をチャンネル・ホッピングしているような気分にさせる。オープニングを飾る「Beautyful Caos」のカラフルでグラインドしたシンコペーション。破壊的な「Batida Hard Trance 2」。いびつなヨーロッパのダンス・テイストをインダストリアルなポルトガルのエレクトロニクスに分解している。4分の4拍子のミリタリスティックでローリングするビートと不穏なサブ・サウンドはとても魅惑的だ。

西アフリカのギニアビサウ共和国で生まれ育った彼は13歳でポルトガルに移住し、リスボンを長年拠点にしていた。リスボンのパッチワークのようなバティーダ・スタイルを表現した作曲は、西アフリカの活気ある音楽遺産と直結している。彼は今ギニアビサウに戻り、世界の複雑な文化や紛争を360度見渡しながら音楽を発信している。Qraqmaxter、CiclOFF、Erre Menteなど、さまざまな名前を使い分けながら活動してきた Teteu。作曲家であると同時に才能豊かなビジュアル・アーティストでもある彼は、ドローイングで哲学的な神話を展開することで知られ、主にボールペンを使って精巧なアニメ風のイラストをスケッチする。この Normal Nada は彼の最も大切とされ長きにわたるプロジェクトであり、話題を呼んだEP『Transmutação Cerebral』から丸8年、ついに待望のデビュー・アルバムが完成した。