KEI KOBAYASHI
WHOLE LOTTA SHAKIN' GOIN' ON

●メーカー・インフォメーション
レア・グルーヴ・シーンの御大が提示する、ポスト・インダストリアル~ノイズ~ゴルジェまで横断した圧倒的にフレッシュな世界観。2016年の『PET SOUNDS』とも言うべき高い作品性、洗練と知性、衝動と狂気が同居する名作の誕生です！箭内健一が率いるSLOW MOTION REPLAYの主宰するSMRからのMIX CDシリーズ、久々となる新作は、小林径氏が再び登場です。ROUTINE JAZZ』に象徴されるジャズ~レア・グルーヴ・シーンの重鎮たる従来のイメージとは大きく異る作風となった本作は、ここ数年のアンビエントやインダスト リアル・ミュージックの再燃、あるいはゴルジェといった新興のオルタナティヴ・カルチャーを背景に、氏の膨大なアーカイヴを再発掘、 ルーツの一つであろうニューウェーヴ精神と共にカムバックしたような、実験的かつ革新的内容となりました。新旧の現代音楽、フリージャズ、エレクトロニック・ミュージックを並列に扱い、エディット、スクリューなど手を施し細部まで 作りこむことで、コンセプト・アルバムのような高い作品性の創造に成功しています。非常にパーソナルな内容でありながら、モンドかつ エレガントな間口の広さも備えており、啓示的でさえあります。素晴らしいの一言です。

●プロフィール
東京のクラブ・ジャズ・シーンの創世期から数々のムーブメントを引き起こし、シーンを支えてきた。90年代初頭にスタートしたイベント"ROUTINE"を活動の基盤に、シーンを牽引。'93年、イベントのレギュラーDJらによるコンピレーション『ROUTINE』を発表、国内のみならず海外のクリエイター達にも強い影響を与える。その後も数々のコンピレーションを手掛ける傍ら、D・マシューズ、PW・エリス、M・パーカー、B・パーディ・・・というジャズ界の御大による企画CD『Jファンク・エクスプレス』の音楽監督を務めるなど、精力的な活動を展開。また、ZEEBRA、FELA KUTTI、JACKSON 5等、ジャンルを超えたリミックス・ワークも多数。