
渋谷慶一郎、初のピアノ・ソロ・アルバム!!自らが主宰するレーベル『ATAK』より、自身が作曲、演奏したピアノ・ソロによる完全アコースティックのアルバム。
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商品情報
●メーカー・インフォメーション
渋谷慶一郎、初のピアノ・ソロ・アルバム。全14曲、64分。 渋谷慶一郎は2002年に音楽レーベルATAKを発足させて以来、一貫してテクノロジーと音楽の関係を探求してきた音楽家である。2004年に発表したファースト・アルバム『ATAK000 Keiichiro Shibuya』は「電子音楽の歴史のすべてを統べる完璧な作品」と評され、セカンド・アルバムとなった『ATAK010 filmachine phonics』は音像の縦移動を含む世界初のヘッドフォン専用・三次元立体音響CDとして大きな話題を呼んだ。実に2年7ヶ月ぶりのフル・アルバムとなる本作が、これまでの作品と大きく異なるのは、自身が作曲、演奏したピアノ・ソロによる完全アコースティックのアルバムとなっていることであり、ここには彼が体験した大きな変化が反映されている。ここ数年の渋谷の活動の中心はコンピュータ・テクノロジーを駆使した「新しい音楽」の探求を実際に科学者とコラボレーションすることによって追求するということにあり、実際にその活動は世界的な注目を集めてきた。そうした音楽とサイエンス・テクノロジーの掛け合わせによる「現実を超える」“複雑さ”と“豊穣さ”にダイブしてきた渋谷だからこそ取り組むことができたのが、今回のピアノ・ソロ作品だといえる。渋谷がこのアルバムで徹底的にフォーカスしたのが、シンプルな構成だが楽曲としての高い精度を維持しつつも、かつてない音響的な解像度を同時に実現するという2つの異なった層が絡み合った、まったく新しい次元のピアノ・アルバムを作るということだ。レコーディングはコンサートホールを貸し切り、渋谷がライブなどで愛用するベーゼンドルファーに、メインとアンビエンスにたった2本ずつのマイクを精緻にセッティングし、ピアノの弦の軋みやタッチ・ノイズまでを完璧に収録するDSDレコーディングで行った。DSDは非常に高解像度な録音を可能にするSACD(スーパーオーディオCD)の規格であり、その第一人者であるオノセイゲンによって録られたピアノの音は、DSDデータのまま編集、ミックス、マスタリングされた。つまり写真でいうRAWデータのまま編集、ミックス、マスタリングが行われ最後にCDになったわけだが結果的に、CDで再生されるこのピアノの演奏は、まるでそこで弾いているかのように瑞々しくリアルに響く。同時に、コンピュータ音楽では触れてこなかったメロディやコードを含んだ楽曲は、驚くほどシンプルで、美しく、さまざまな微細で豊かな感情を喚起させる。この大きな変化は、昨年、公私ともにパートナーであった妻のマリアを亡くすという深く大きい悲しみを、渋谷自身が経験しているからとも言える。「まるでそこで誰かが弾いているように聴こえるCDが作りたい」という欲求もそうした孤独の中で音楽が自分を救うという体験から生まれたもので、これは単なるコンセプトやテクニカルな問題とは別の次元で生まれ、実現されている。そうした様々な経験、プロセスを経て、このアルバムは1年の年月をかけてついに完成した。その音楽の深度ははかり知れない。
●プロフィール
音楽家。1973年生まれ。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。2002年にATAK設立。音楽レーベルとして国内外の先鋭的な電子音響作品をCDリリースするだけではなく、デザイン、ネットワークテクノロジー、映像など多様なクリエーターを擁し、精力的な活動を展開。2004年にリリースした自身初のソロ・アルバム『ATAK000 keiichiro shibuya』は音色とリズムにフォーカスした徹底的に緻密な構成と豊穣なサウンドにより「電子音楽の歴史のすべてを統べる完璧な作品」と評され、その評価を決定的なものとした。 現在までに作曲家・高橋悠治や複雑系研究/東京大学准教授・池上高志らと分野を横断する共同作業を継続的に展開しており、池上高志とは2005年末に東京オペラシティ内のICC(インターコミュニケーション・センター)で共同制作したサウンド・インスタレーション作品の発表と、非線形物理学の応用による変化と運動の音楽理論「第三項音楽」の研究発表/コンサートを行ったのを皮切りに、旺盛な活動を開始。音楽/科学を横断する本格的なコラボレーションとして大きな注目を集めている。 2006年には三次元立体音響とLEDを駆使したサウンド・インスタレーション作品《filmachine》を山口情報芸術センター(YCAM)で発表。2007年にはそのCDバージョンとして音像の縦移動を含む世界初のヘッドフォン専用・三次元立体音響CD『ATAK010 filmachine phonics』を発表。これらによって2007年度アルスエレクトロニカ・デジタルミュージック部門でHonorary mention受賞。 2008年には毎年ベルリンで開催されている世界最大のテクノロジーアートのフェスティバルであるトランスメディアーレで《filmachine》の発表、及びコンサートを行う。また、国際交通安全学会の依頼により歩行者横断用信号の音楽の作曲も手がけ、銀座交差点で実道実験を行い大きな話題となった。2009年にはベルリンのクラブトランスメディアーレを初めとしてヨーロッパ数カ国、国内3カ所に渡るATAK NIGHT4ツアーを行う。 2009年から2010年にかけてピアノ・ソロによるコンサートツアーが国内外で予定されている。
●ウェブ・サイト
https://twitter.com/keiichiroshibuy
●ミュージック・ビデオ
渋谷慶一郎、初のピアノ・ソロ・アルバム。全14曲、64分。 渋谷慶一郎は2002年に音楽レーベルATAKを発足させて以来、一貫してテクノロジーと音楽の関係を探求してきた音楽家である。2004年に発表したファースト・アルバム『ATAK000 Keiichiro Shibuya』は「電子音楽の歴史のすべてを統べる完璧な作品」と評され、セカンド・アルバムとなった『ATAK010 filmachine phonics』は音像の縦移動を含む世界初のヘッドフォン専用・三次元立体音響CDとして大きな話題を呼んだ。実に2年7ヶ月ぶりのフル・アルバムとなる本作が、これまでの作品と大きく異なるのは、自身が作曲、演奏したピアノ・ソロによる完全アコースティックのアルバムとなっていることであり、ここには彼が体験した大きな変化が反映されている。ここ数年の渋谷の活動の中心はコンピュータ・テクノロジーを駆使した「新しい音楽」の探求を実際に科学者とコラボレーションすることによって追求するということにあり、実際にその活動は世界的な注目を集めてきた。そうした音楽とサイエンス・テクノロジーの掛け合わせによる「現実を超える」“複雑さ”と“豊穣さ”にダイブしてきた渋谷だからこそ取り組むことができたのが、今回のピアノ・ソロ作品だといえる。渋谷がこのアルバムで徹底的にフォーカスしたのが、シンプルな構成だが楽曲としての高い精度を維持しつつも、かつてない音響的な解像度を同時に実現するという2つの異なった層が絡み合った、まったく新しい次元のピアノ・アルバムを作るということだ。レコーディングはコンサートホールを貸し切り、渋谷がライブなどで愛用するベーゼンドルファーに、メインとアンビエンスにたった2本ずつのマイクを精緻にセッティングし、ピアノの弦の軋みやタッチ・ノイズまでを完璧に収録するDSDレコーディングで行った。DSDは非常に高解像度な録音を可能にするSACD(スーパーオーディオCD)の規格であり、その第一人者であるオノセイゲンによって録られたピアノの音は、DSDデータのまま編集、ミックス、マスタリングされた。つまり写真でいうRAWデータのまま編集、ミックス、マスタリングが行われ最後にCDになったわけだが結果的に、CDで再生されるこのピアノの演奏は、まるでそこで弾いているかのように瑞々しくリアルに響く。同時に、コンピュータ音楽では触れてこなかったメロディやコードを含んだ楽曲は、驚くほどシンプルで、美しく、さまざまな微細で豊かな感情を喚起させる。この大きな変化は、昨年、公私ともにパートナーであった妻のマリアを亡くすという深く大きい悲しみを、渋谷自身が経験しているからとも言える。「まるでそこで誰かが弾いているように聴こえるCDが作りたい」という欲求もそうした孤独の中で音楽が自分を救うという体験から生まれたもので、これは単なるコンセプトやテクニカルな問題とは別の次元で生まれ、実現されている。そうした様々な経験、プロセスを経て、このアルバムは1年の年月をかけてついに完成した。その音楽の深度ははかり知れない。
●プロフィール
音楽家。1973年生まれ。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。2002年にATAK設立。音楽レーベルとして国内外の先鋭的な電子音響作品をCDリリースするだけではなく、デザイン、ネットワークテクノロジー、映像など多様なクリエーターを擁し、精力的な活動を展開。2004年にリリースした自身初のソロ・アルバム『ATAK000 keiichiro shibuya』は音色とリズムにフォーカスした徹底的に緻密な構成と豊穣なサウンドにより「電子音楽の歴史のすべてを統べる完璧な作品」と評され、その評価を決定的なものとした。 現在までに作曲家・高橋悠治や複雑系研究/東京大学准教授・池上高志らと分野を横断する共同作業を継続的に展開しており、池上高志とは2005年末に東京オペラシティ内のICC(インターコミュニケーション・センター)で共同制作したサウンド・インスタレーション作品の発表と、非線形物理学の応用による変化と運動の音楽理論「第三項音楽」の研究発表/コンサートを行ったのを皮切りに、旺盛な活動を開始。音楽/科学を横断する本格的なコラボレーションとして大きな注目を集めている。 2006年には三次元立体音響とLEDを駆使したサウンド・インスタレーション作品《filmachine》を山口情報芸術センター(YCAM)で発表。2007年にはそのCDバージョンとして音像の縦移動を含む世界初のヘッドフォン専用・三次元立体音響CD『ATAK010 filmachine phonics』を発表。これらによって2007年度アルスエレクトロニカ・デジタルミュージック部門でHonorary mention受賞。 2008年には毎年ベルリンで開催されている世界最大のテクノロジーアートのフェスティバルであるトランスメディアーレで《filmachine》の発表、及びコンサートを行う。また、国際交通安全学会の依頼により歩行者横断用信号の音楽の作曲も手がけ、銀座交差点で実道実験を行い大きな話題となった。2009年にはベルリンのクラブトランスメディアーレを初めとしてヨーロッパ数カ国、国内3カ所に渡るATAK NIGHT4ツアーを行う。 2009年から2010年にかけてピアノ・ソロによるコンサートツアーが国内外で予定されている。
●ウェブ・サイト
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試聴 / 曲目
- FOR MARIA
- BLUE
- SKY RIDERS
- BLUE FISH
- ANGEL PASSED
- PAINFUL
- OPEN YOUR EYES
- IDA
- WHEN ATTITUDES BECOME FORM
- ONE PLUS TWO
- UNTITLED
- WHT
- EROSION
- OUR MUSIC