一十三十一
TOICOLLE - JET SET SELECTION

●メーカー・インフォメーション
'07年にCDのみリリースされた『TOICOLLE』を再編集し、LPと7インチにセパレート収録。時流を捉えていたハイセンスなR&Bナンバーに、『CITY DIVE』以降のファンも必聴のシティ・ポップ路線まで、輝きを増し続ける彼女の軌跡を辿る1枚です。'12年の名盤『CITY DIVE』をきっかけに、現代のシティ・ポップを象徴するシンガーソングライターへと飛躍した一十三十一。徳間ジャパンに在籍した'04年~'07年の音源から厳選された本作で既に、その根幹となるスタイリッシュなポップ・センスは確立されており、心地よくエモーショナルな歌声の記名性には、改めて感嘆させられます。
　BICEが作曲を手掛けた爽やかでダンサブルなウインター・ソング「粉雪のシュプール」、華麗なストリングスが込み上げるフュージョン・ディスコ・ポップ「ウェザーリポート」といったシングル曲に、現在の音楽性にも通じるアーバン・メロウなバラード「渚にて」「プラチナ 」、7インチには、ASA-CHANGが参加したラヴァース・レゲエ「おぼえているよ FEAT.ASA-CHANG」など、名曲ばかり。全12曲中の9曲が初アナログ化の楽曲となっています。

●プロフィール
札幌出身。幼少時代よりスパイシーな家族とともに世界諸国を旅して廻る。2002年「煙色の恋人達」でデビュー。“媚薬系”とも評されるエアリーでコケティッシュなヴォーカルでアーバンなポップスを展開。CM音楽やナレーションなど様々なフィールドでも活躍し、初の主演映画「百合子、ダスヴィダーニャ」が世界各地で順次公開中。2012年6月、5年ぶりとなるオリジナル・アルバム『CITY DIVE』をBILLBOARD RECORDSよりリリース。同年11月、邦楽カバーアルバム『YOUR TIME ROUTE1』でルーツとなるシティポップの数々をカバー。翌年2013年6月には夏を舞台にしたコンセプトアルバム『SURFBANK SOCIAL CLUB』、そして今年1月、冬を舞台にした対となるアルバム『SNOWBANK SOCIAL CLUB』を連続リリースし、今夏は配信シングルを３作リリース。12月10日には、新作ミニアルバム『PACIFIC HIGH / ALEUTIAN LOW』をリリース予定。

●ウェブ・サイト
http://www.hitomitoi.jp/