山口兄弟
さよなら ／ せんべろ

メーカー・インフォメーション

Side：A「さよなら」はスローでどこかもの悲しいDope Beatに乗り、身近な故人への思いをつづった一曲。誰もが亡くした人に思いをはせ、また今そばにいる人を大切にしたいと思わせる深みのある楽曲に仕上がった。対するSide：B「せんべろ」はダンサブルなBeatの上で繰り広げられるせんべろ賛歌。ただし流行りに乗っかり酒場の妙味が分からない連中はチクリと刺していく、ガチの酒呑みにとっては共感度バツグンのナンバー。どこか肩の力の抜けた、だけど真面目な兄弟の不思議な魅力に引き寄せられること必至の一枚。
プロデューサーは祐天寺にある「Music bar & studio Apt.」オーナーでありビートメーカー/プロデューサーとして多くの作品を手がける「TAKASHI TESHIGAWARA a.k.a. Tessie」が務め、ミックス・マスタリングはシーンから高いプロップスを得るエンジニア「SOTA “NOAH”FURUGEN」が担当。厚みと温かみのあるサウンドも魅力。
ジャケットのクリエイティブ・ディレクション、デザインは国内外の広告賞を数多く受賞するクリエイティブチーム「CHERRY」によるもの。「表現づくりから、関係づくりへ。」をテーマに掲げる彼らが今作のジャケットに採用したのは、アートディレクター大橋謙譲が自身のアーティスト活動で制作したアートピース。生と死、陰と陽など相反する2つの事象を落とし込んだジャケットは、アートとしても価値を持つ作品。

・まさにアーバン脱力系。山口兄弟を聴くと、なんでもない日常を大切に生きて逝きたくなる。by 716 (MIDICRONICA)
・血が繋がっている山口兄弟だからこそできるリアルでちょっとコミカルなラップ。2曲ともタイトなビートとも相性抜群で最高です!! by Optic (世田谷スクリーム)
・半径5ｍをハートフルな空間へと進化させる超能力兄弟。確かなスキルと血縁ユニゾンが紡ぐ、間違いない１枚。by TBS’93　(rice water Groove)
・2人が紡ぐ言葉に“温もり”は感じるけれど“ぬるさ”は感じられない。だから山口兄弟の眼差しで世界を見てみたくなる。山口兄弟入門編にもってこいな必聴2曲。by カルロスまーちゃん (MONJU N CHIE)